【当期経営状況】
業績はコロナ禍をものともせず、売上高は、8兆9,993億円(前期比9%増)、営業利益は
9,718億円(同15%増)と過去最高を更新した。純利益は、初めて1兆円を突破した。
4,566億円の最終赤字に沈んだ2012年3月期から10年素晴らしい復活を遂げてきたので
ある。
最大の要因は、過去の事業の中心である祖業のエレキ部門からゲーム・エンタメ部門に事業の軸足を
移した事である。巣ごもり需要でプレイステーションのソフト販売、アニメ「劇場版「鬼滅の刃」」
の大ヒットが、利益を押し上げた。今後もサブスクリプション型ビジネスとして安定的に稼ぐ戦略を
一段と推進していくであろう。
※図面をクリックしていただきますと説明とグラフ図が御覧になれます。